■ 3兄弟のチャレンジスピリッツ ■


今回は滋賀県大津市の浪乃音酒造さんへおじゃましました。
京都駅から湖西線にゆられて20分あまり、
琵琶湖の湖畔に佇む小さなつくり酒屋さんです。

   
蔵元の軒先でパチリ!蔵内を案内をしてくれたのは浪乃音酒造の中井孝(写真)専務です。
話もそこそこに「酒みてください・・・」と、できたての新酒(15BY)をフルラインナップできかせて頂きました。今年はみんなイイ!ぐーんっとレベルがあがってます!

 

3兄弟で酒造り・・・
ここ浪乃音酒造さんの製造量は年間300石(1升瓶で3万本)あまり、比較的小さな製造規模ですが、大手の酒蔵には真似のできない魅力があります。

かつては、能登杜氏の金井泰一さんが中心となって酒造りを行なっていましたが、平成14年に定年退職され、現在は長男の中井孝専務、次男の中井均さん(杜氏)、さらに三男の中井快さんの3兄弟が力をあわせて酒をつくっています。

酒造りは、早朝から深夜までつづく過酷な作業ですが、彼ら3人をサポートするのが、専務や杜氏の子どもや奥様たち。酒造りの期間は、3階にある休憩室で、ワイワイ!ガヤガヤ!みんな一緒に食事をとるということです。このアットホームな雰囲気から仕込み作業にはかかせないチームワークが生まれるようです。

兄弟ならではの強いチャレンジスピリッツ!
そして、「私たち兄弟はお互いに妥協がないのです。三人のうち誰かが納得できなければ、もう一度その作業をくりかえして3人が納得できるまでやります。良いと思ったことはとことんやるまで気がすまないんです。」 と中井専務。他人同士の組織では真似の出来ないことですね。この家族ならではのチームワークと、強いチャレンジスピリッツが浪乃音酒造さんの魅力なのです。酒の味わいが年々良くなっているのもうなずけます。

    

そして、伝統を守りながら新しいことへチャレンジするという蔵のモットーを古壷新酒(ここしんしゅ)
という言葉に託して、純米大吟醸「愛山」のラベルに飾られています。

ラベルの「古壷新酒」は浪乃音酒造さんとゆかりの深い高浜虚子(俳句)の直筆


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――酒屋珍道中――